たろう氏のブログ

全てノンフィクションです

【あとがき】

・「ここまでの話を振り返ると、たろう氏は、『妻との関係が悪くなり、目移りした若い娘に乗り換えようとしたが失敗し、気を持ち直してなんとか妻とやり直そうとしている残念な男』という理解で間違いないですか? 『はい』か『いいえ』で答えてください。」

2ちゃんねる創設者の様な意地の悪い質問をされたら、たろう氏は「はい...。」と答えざるを得ないだろう。

・たろう氏は清々しいほどのクズである。しかし、それの何が悪い?

・今回の一連の出来事を踏まえて、人生には決まったレールなど存在しないことを実感した。そして、人生は綺麗事ばかりではないということも。

・もし、「灰原嫁との関係が悪化しなかったら」「コニタンと出逢うことがなかったら」「コニタンがたろう氏の虜になっていたら」「灰原嫁と別れていたら」。1つでも違う分岐をしていたら、全く違う世界線になっていたことだろう。

・そして、それが自分の運命だったのだと後から結論づけてしまうのだろう。

・然るに、たろう氏の考える運命とは「成り行きに身を任せながらも、自分自身の行方を模索し続けた過程そのもの」であると考える。

・たろう氏の行方はやはりたろう氏にもわからない。しかし、後から振り返ればそこにはたろう氏の運命が垣間見える。

・これから先もたろう氏の側には灰原嫁がいるだろう。しかし、再び関係が悪化してしまったら?まだ見ぬ第二第三のコニタンに出逢ってしまったら?その人がたろう氏と蜜月関係になってしまったら?たろう氏にこれからモテ期が来たら?...来ないか。

・たろう氏の33歳は壮絶に悩ましい1年となった。これから先も見えざる脅威との戦いは続くことだろう。

・しかし、年老いて目蓋が閉じる時には今をこの様に振り返りたい。

・「まずまずだな」